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空港や旅行先での看護業務
⌚ 2024.09.24更新
新卒から病院以外に就職する方ももちろん多いですが、最近だと、病院勤務を経てから病院以外に転職する看護師が増えてきています。
本記事では、空港や旅行先での看護業務について解説し、病院以外に転職する際の注意点もご紹介します。
病院以外で看護師として働きたいと考えている方は必読です。
是非参考にしてみてください。
この記事を書いた人
ビズチェンジ編集部
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病院以外の場所での看護業務
病院以外で働く看護師は、どのような場所でどのような業務を行っているのでしょうか。
病院以外で勤務する看護師は、様々な状況や環境での対応能力が求められるため、臨機応変さやチームワークが重要です。
また、異文化や異なる医療システムに適応する能力も必要とされており、これらの職場では、急な状況に迅速かつ適切に対応する能力が重視されます。
本項では病院以外の看護業務を4つご紹介します。
空港での看護師の役割
まずは空港での看護業務についてご紹介します。
空港では、旅行者や航空会社の乗客に健康関連のサポートが必要な場合があります。
例えば、長時間の待ち時間やフライト中の突発的な健康問題に対応するため、看護師が配置されることがあります。
また、特定の空港では、COVID-19の検疫や健康スクリーニングを行うための看護師も必要とされています。
旅行先での看護師の役割
次に旅行先での看護師の役割をご紹介します。
旅行先での看護師の役割は、通常、医療施設や保健所で提供されることがあります。
観光地やリゾート地では、旅行者や滞在者が健康問題やケガを抱えることがあります。
そのため、看護師は急性の医療ニーズや応急処置を提供し、必要に応じて医療機関への転送を調整する役割を果たします。
国際機関やNGOでの活動
次は国際機関やNGOで働く看護師の業務内容についてです。
国際機関や非政府組織(NGO)は、災害地や難民キャンプなどの人道支援活動に従事する看護師を派遣することがあります。
これらの場所では、基本的な医療ニーズの提供や感染症管理、健康教育などが必要とされます。
旅行保険会社や船舶での仕事
旅行保険会社やクルーズ船などの船舶では、看護師が乗客や乗組員の健康管理を担当することがあります。
長期間の航海中に健康問題が発生した場合や、緊急時の医療対応が必要な場合に備えて、看護師が配置されることが一般的です。
病院以外に転職する際の注意点
病院以外に転職する際、注意しなければならないことも当然あります。
本項では4つご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
万全な対策が必須
基本的に、病院以外の職場では、看護師の求人が多い職場と少ない職場ではっきり二つに分かれています。
例えば、求人が多い職場は一般のクリニックや介護施設、老人ホームや訪問看護ステーションなどがあります。
一方、看護師の求人が少ない職場と言えば、保育園や産業看護師、更には美容クリニックなどが挙げられます。
空港や旅行先の看護求人も一般の病院と比較すると少ない傾向があり、希望の勤務地などがある場合は、見逃さないためにも常に求人が出ていないかチェックしておく必要があります。
また、場合によっては一般的な看護転職とは異なり、筆記試験があるケースや面接が数回に分けられることもあるので、どのような採用方法をとっているのかよく調べておきましょう。
給与が下がる可能性がある
次に給与についての注意点をご紹介します。
産業看護師、美容クリニックを除き、ほとんどの職場では、病院以外で勤務する看護師の給与は、病院勤務の看護師と比較して年収が低くなると言われています。
しかし、一概に言い切ることはできず、勤務する場所によっても前後する場合もあります。
ここでお伝えしたいことは、病院以外だからと言って大きく増えたり減ったりすることはないということです。
給与の変化はわずかな差かもしれないですが、減る可能性もあるため、注意しておきましょう。
看護・医療以外の業務も兼務する
場合がある
病院以外の職場では、病院と比べて看護師の数が少なくなることがほとんどです。
また、病院以外の職場で働く看護師は、介助やクレーム対応など、看護の仕事とは関係ない業務も兼務するケースが頻繁にあります。
看護師の人数が少ない上に、上記のような業務をこなさなければならない点は、多少たりとも看護師の負担になるでしょう。
更には、看護師の数が少ないために、希望通りに休暇を取ることができなかったりする場合もあるので、その点においては注意が必要です。
医療器具や消耗品が病院ほど
使うことができない
病院以外の職場で働く看護師による声の中に、医療器具や消耗品などが病院ほどに使うことができないというものがあります。
病院とは異なり、その職場特有の規則を守る必要がありながらも、間違った指示が出されたりすることがあります。
病院での勤務経験がある方からするとギャップや抵抗を感じてしまうこともあるかもしてないので、このような環境に柔軟に対応できる能力が求められます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
看護師と言っても職場が変わると業務内容や求められるスキルが大きく変わってきます。
病院以外で働くこと検討されている方は、ご紹介した注意点を是非参考にしてみてください。