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【転職成功の鍵】看護師向け転職サイトの掛け持ちって実際どうなの?
⌚ 2024.06.03更新
転職活動を始める際、ほとんどの方が転職サイトに登録するかと思いますが、その中でも一社に限らず複数の転職サイトに登録するパターンは少なくはないはずです。
本記事では、看護師向け転職サイトを掛け持ちするメリット・デメリット、掛け持ちする際の注意点などを細かく解説していきます。
転職活動を成功させるためにも、効率的な転職サイトの使い方を心掛けましょう。
この記事を書いた人
ビズチェンジ編集部
転職エージェントを賢く使う方法やキャリアアップをサポートする為のコンテンツを発信。
目次
- ● 転職サイトの掛け持ちはしてもいい?
- ● 転職サイトの掛け持ちは転職に有利?
- ● 転職サイトを掛け持ちする際のメリット
- ・ 求人情報を比較・検討できる
- ・ 採用担当者の比較ができる
- ・ 様々な視点のアドバイスがもらえる
- ・ 各社、転職支援サービスの内容が異なる
- ● 転職サイトを掛け持ちする際のデメリット
- ・ 電話、メール対応などの管理が大変になる
- ・ 情報が増えて判断を迷う場合がある
- ● 転職サイトの掛け持ちは何社くらいがベスト?
- ● 転職サイトを掛け持ちする際の注意点
- ・ 混乱しないよう情報整理を常に行う
- ・ 複数の転職サイトから同じ求人に応募しない
- ・ スケジュール管理を徹底する
- ・ 自分の意見を持つ
- ● まとめ
転職サイトの掛け持ちはしてもいい?
結論、転職サイトの掛け持ち(複数登録)をして全く問題ありません。
なぜなら、複数の転職サイトに登録することで様々な求人を比較・検討することができ、より多くの情報を収集できるからです。
転職活動を円滑に進めるためにも、複数のサイトから自分に合った求人を見つけることがベストと言えます。
実際、看護師転職に限らず転職を検討している人で、転職サイトを掛け持ちしている人が多いのは事実です。
株式会社リクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」によると、転職サイトを複数登録している人は全体では平均2.1社、転職成功者(転職決定者)は平均4.2社掛け持ちしていたというデータもあります。
また、看護師向けの転職サイトに登録した場合、面談の際に「既に他の転職サイトを利用しているか」の確認を採用担当者が行う場合があります。
複数の転職サイトに登録し、より多くの求人情報を得ることは転職成功のための第一歩と言えます。
転職サイトの掛け持ちは転職に有利?
実際、転職サイトの複数利用は転職に有利なのでしょうか。
結論から述べると、転職サイトの掛け持ちは転職に有利と言えます。
なぜなら、複数の転職サイトに登録することでより多くの求人案件を見つけることができ、それらを比較・検討することができるからです。選択の幅が広がるといった点以外にも、転職サイトの掛け持ちのメリットは他にもあります。
次の章では、転職サイト掛け持ちのメリットを紹介していきます。
転職サイトを掛け持ちする際の
メリット
看護師向けの転職サイトは数多く存在していますが、ほとんどの転職者は複数のサイトを利用しています。
複数のサイトに登録することで得られるメリットは様々ですが、ここでは4つ紹介します。
求人情報を比較・検討できる
複数の転職サイトを利用する最大のメリットは「大量の求人情報を入手できること」です。
提携している医療機関や企業は各転職サイトによるため、取り扱う求人案件も異なってきます。
そのため、転職サイトAで取り扱いがない求人でも、転職サイトBでは取り扱っていることがあります。
転職サイトの掛け持ちをすることで多くの新しい求人情報を手に入れることができ、それらを比較・検討することで情報の精査をすることができます。
その結果、自分の理想に合った求人を効率的に見つけることができます。
掛け持ちをすることで情報の整理が大変になると心配している看護師の方も少なくはないかと思いますが、理想的な求人を見つけるためにも最低2社のサイトに登録しておきましょう。
採用担当者の比較ができる
転職サイトを利用して転職活動を進めていく中で、採用担当者との相性も外せないポイントです。
一つのサイトにしか登録していない状態で、担当者との相性が悪いと円滑に転職活動を進めることができず、せっかくの転職が失敗してしまうかもしれません。
しかし、転職サイトの掛け持ちをすることで担当者の比較ができ、自分に合ったアドバイザーに出会うことができます。
様々な視点のアドバイスをもらえる
転職における採用担当者は数多くの転職者の支援を行っているため、プロの目線からのアドバイスをもらうことができます。
実際、自分が考えていた働き方以外の働き方や、希望していた職場ではない所で納得のいく内定をもらった人もいます。
一人の担当者の意見に左右されないよう、複数人からアドバイスをもらい、判断することが大事です。
各社、転職支援サービスの内容が異なる
転職サイトによって、提供するサービスの内容は異なります。
いくつか例をご紹介します。
- ● 連絡方法(LINEなどを利用できるか)
- ● 履歴書の添削、面接対策の有無
- ● 面接時の同行の有無
- ● 職場の雰囲気を事前に教えてくれるか
どうか - ● 退職サポートの有無(勤務中の場合)
転職サイトの支援サービスはそれぞれ異なるので、自分が優先したいサービスを決めてサイトを利用しましょう。
以上4点、転職サイトを掛け持ちする際のメリットを紹介しました。
複数のサイトに登録することで、選択の幅が広がり転職が成功する可能性も上がるので、是非サイトの掛け持ちをしてみてください。
転職サイトを掛け持ちする際の
デメリット
転職サイトを掛け持ちすることのメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。
ここでは、デメリットを2つ紹介します。
電話、メール対応などの管理が大変になる
登録した転職サイトが増えるほどやり取りを行う担当者も増えるので、連絡頻度がかなり増え面倒に感じてしまうかもしれません。
複数の採用担当者とやり取りをしていると、「どの求人案件を検討しているのか」が分からなくなり、負担に感じてしまう人も少なくないです。
まめなやり取りをするのが苦手な人や、複数人と同時に連絡を取るのが得意ではない人は、転職サイトの登録のしすぎには注意しましょう。
情報が増えて判断を迷う場合がある
転職サイトを掛け持ちすることで、様々なサービスを受けられアドバイスも多方面からもらえるメリットがある一方、担当者ごとに異なるアドバイスをされて判断に迷う人も少なくはありません。
担当者によって持っている情報が異なる場合は、情報の整理が必要になるため特に気を付けなければなりません。
多くの情報を得られる点は大きなメリットですが、その分選択肢も増え決断も簡単ではなくなってくるため、優柔不断の方は気を付けましょう。
転職サイトの掛け持ちは何社くらいがベスト?
転職サイトの複数登録のメリット・デメリットを紹介しましたが、実際掛け持ちするとなると、いくつのサイトに登録すればいいのでしょうか。
多くの転職サイトに登録をすればするほど得られる情報量は増えますが、多すぎると情報管理や担当者とのやり取りが大変になり、正常な判断ができないことがあります。
そのため、だいたい2~4社の登録がおすすめです。
実際、転職サイトを複数登録している人は全体では2.1社、転職成功者(転職決定者)は平均4.2社掛け持ちしていたというデータもあります。
とはいえあくまでもデータになるので、サイトの掛け持ちが負担にならない程度に、自分に合った数で進めることをおすすめします。
転職サイトを掛け持ちする際の注意点
本項では転職サイトを掛け持ちするにあたっての注意点をいくつかご紹介します。
混乱しないよう情報整理を常に行う
転職サイトを掛け持ちすることのメリットを紹介した際に解説した通り、複数の転職サイトに登録することで、得られる情報量は増えますがその分情報整理を常に行わないと「どのサイトからどの求人に応募したか」などを忘れてしまい転職活動を円滑に進められなくなってしまいます。
そのため、応募したサイトと求人を一致させ、担当者についても混同しないよう控えておくことをおすすめします。
複数の転職サイトから同じ求人に
応募しない
求人先の医療機関・企業に対して失礼なのは大前提、転職サイト間のトラブルにもなりかねないため、複数の転職サイトから同じ求人に応募することは避けましょう。
上記でも述べた通り、どのサイトから応募したのかを把握し、二重で応募することのないようにしましょう。
スケジュール管理を徹底する
複数の転職サイトを利用すると、どのサイトの担当者とどこまで話が進んだかが煩雑になってきます。
そのため、担当者との面談であったりあるいは大事な面接の日程が被ってしまう可能性があります。
スムーズに転職活動を進めるためにも、スケジュール管理は徹底することをおすすめします。
自分の意見を持つ
転職サイトの掛け持ちをすることで一気に情報量が増え、担当者からの意見やアドバイスも数多くもらうことになるでしょう。
担当者のアドバイスは参考程度に捉え、譲れない条件や自分の理想の職場などを整理しましょう。
あくまでも転職するのは自分であり、担当者はサービスとして転職支援を行っているため、最終的な決定事項などは自分の意見を優先させましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職サイトを掛け持ちすることは、転職活動を成功させるための第一歩とも言えますが、デメリットや注意しなければならない点もあります。
自分の理想的な職場に内定するためにも、転職サイトは複数登録して活動を進めましょう。